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まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

特別養子縁組(1)

特別養子縁組(1)


特別養子縁組申し立て

ぷー太を迎えてから まず3ヶ月というのが
大きな節目だった。
というのも ぷー太を迎えにいったとき
ある誓約書にサインをしていた。
それは迎えてから3ヶ月の間は
委託試験期間で もしこの間に
私達が不適当と思われた場合と
産みのお母さんが自分で育てますと言った場合は
ぷー太を返すというものだった。

あのぷー太を迎えた施設ではじめて ぷー太に会ったときから
ぷー太はまちがいなく私達の息子で
絶対手放すことなんてできなかった。
だからこの3ヶ月が過ぎるのをひたすら待っていた。
すごく長く感じていた。

3ヶ月を少し過ぎ
会から書類が送られてきた。
それは「特別養子縁組」の申し立てをするものだった。
普通養子縁組と違い 特別養子縁組は
裁判所の審判が必要となる。
期間も少し長くかかるが これが決まれば
ぷー太はうちの「養子」ではなく
「長男」になるのだ。
さっそく書類を集めて提出。
(この書類というのがすごく沢山で大変なのだ^^;)

それからしばらくして(8月頃)
会の顧問弁護士から家庭裁判所に
申し立てを行ったと連絡があった。
いよいよ裁判がはじまった


特別養子縁組申し立てがはじまったが

特別養子縁組がはじまったが
ずっと不安に思っていることがある。
というのは ぷー太の産みのお母さんが
万が一でも やっぱり自分で育てますと言い出したら
どうしよう、、、ということだった。

申し立ての申請用紙が会から来たとき
会の方に 向こうのお母さんは了解済みなんですよね?
私達でいいとおっしゃってくださったんですよね?と
確認をした。
会の方は
「変な心配しなくていいのよ。ちゃんと決心されて
あなたたちに託されたのだから」
と仰ってくださった。
しかし不安はぬぐいきれない(^^;)
これは自分が心配性だからというのもある。
会でそういうケースはほとんどないらしいのだが
全くないわけでもないのだ。

子どものいる友人に相談してみる。
「もう手放してから半年以上だし、裁判もはじまってるのに
今更返してって言わないよねえ?」
そう私が聞くと友人は
「ないと思うし願いたいけど、もしお母さんが
どうしても育てたいってなったらいくら時間がたってても
言うかもね」

、、、、、( ̄□ ̄;)がーん
聞くんじゃなかった。

夜 いも(旦那)にその話をする。
いも(旦那)は 
「もしそんな話になったら
二人で土下座しても ぷー太を育てさせてくださいって
お願いしよう。何度でも何度でもお願いしよう。」
と言った。
私もそれしかないと思う。

きっとこの不安は縁組確定まで続くんだろうな(^^;)
裁判はこの後 私達の審問、産みのお母さんの審問、
家庭訪問、審判という順に進んでいく。

呼び出しがないい(><)


特別養子縁組の申し立てをしたが
なかなか裁判所からの連絡がなかった。

特別養子縁組をする場合

「まず申し立て→申立人の審問→
産みの親の審問→家庭訪問→
審判→確定」

といった順番で進んでいく。
特別養子縁組の場合は最低6ヶ月の子どもの
監護期間が必要なのだが
裁判所の考え方もバラバラで
これを申し立てしてから6ヶ月の待機とする
ところもあれば
今まで暮らしていた期間も含めてとしてくれる
ところもある。

前に書いた同期のOさん夫婦Yさん夫婦のところも
同じくらいの時期に申し立てをしていたのだが
(住んでる場所は全然ちがう)
その二夫婦のところは順調に
審問、家庭訪問と進んでるとのことだった。

私達は8月に申し立てをしていたが
それから2ヶ月以上すぎても呼び出しがなかった。
大丈夫だよねえ、、、(^^;)?
と不安になっていた頃
ようやく家庭裁判所からの呼び出し。
11月も終わりのことだった。

家庭裁判所の呼び出し


申し立てから3ヶ月近くしてようやく家庭裁判所から
呼び出しがあり審問を受けることになった。

育児日誌(ぷー太を迎えてからつけたもの)
母子手帳(産みの母の名前)
アルバム

を持参した。
担当の方はとてもやわらかな物腰の
男性の方だった。

ぷー太に出会うまでのいきさつ
治療の話 会を選んだ理由など
事細かに聞かれた。

ただ、、少しショックはことも言われた。
それは治療の話をしているとき
「長い治療や体外受精は精神的にも
肉体的にも金銭的にも もう限界でした」と
私が話したところ うんうんとうなずいてくれたはずなのに
「でもアメリカなどでは卵子提供や代理母など
あるのに何故そこまではやらないんですか?」
と聞かれた。
、、、、、( ̄□ ̄;)耳を疑った。
今もう限界でしたって言ったじゃん(><。)
やっぱこういうのって不妊治療経験したひとじゃないと
わかってもらえないんだなぁと思った。
それにしてもデリカシーないよ ブツブツ

そして審問のしめくくりは
「まだまだ裁判の入り口に片足をいれたぐらいのところだと
お考えください」
と言われた。
「これから児童相談所に嘱託書も書いてもらうし、
産みの母の調査がいつになるかはわかりませんが
それが済んだら家庭訪問という順番になります」
とのことだった。

いつになるかわからないって、、、(^^;)
ちなみに今日から6ヶ月の監護期間になるのかと
聞くと それは今日からではなく
実際に引き取ったときからを計算しますと言われた。
そこだけはホッとした。

あ~~まだまだ先は長いんだなぁと思った。









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